編集者になりたい
作品を見たりつくったりして、誰かや自分の心が震える瞬間が、たまらなく好きだ。それだけの理由で、高校時代に「編集者になろう」と決めて、この大学へ入ることを決意した。情熱だけで入学はしたものの、本の名前もアーティストの名前も、まったく解らないところからスタートした。幸い、大学経由で参加できるプロジェクトはたくさんあって、機関誌である「瓜生通信」「RAKU」や、編集事務所Licht/altへのインターンを通して、少しずつ編集についての技術を教わった。編集作業に参加させてもらううちに、作品の名前もこつこつ覚えた。けれども、何かを知ろうとすればするほど、分からないことはやっぱり多くて、「ああ、まだまだ知らへんことばっかりや」と、よくもどかしくなったりする。でもそれは、まだ出会ったことのない作品や人への憧れとなって、いつも私を夢中にさせる。